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日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

2021 顎関節症のリハビリ治療の 保険制度の問題点

顎関節症の噛み合わせからのリハビリ治療の 現在の問題点
ある患者さんにいわれて 問題点をまとめてみた

一言では 保険診療は かなり制限されていて 保険では スプリントの調整のみ
 歯科医師側も 専門の研修をうけていない
 大学教育も 遅れている



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顎関節症の噛み合わせからのリハビリ治療の 現在の 問題点

 保険制度の問題 

1. 噛み合わせの検査と調整と補整に必要な装置マウスピース(スプリント )が 一個だけしか認められていない
  患者さんの状態により 小さいミニスプリントを 何回も作ることが 必要になる
  厚いと強度があるが,異物感が強く,入れてられない. 発音も考慮して薄く製作するが,時に破折してしまう.
スプリント製作調整の費用  3割4600円 初診 一回のみ
  専門医でも 多数の患者さんに必要があって 製作しても,本当に必要かと言われたり圧力をかけられたりする.

2,スプリントの調整が 月一回しか認められなくなったこと  3割660円 ( 2200円)
  解釈上は,後は必要性が認められず,しなくても良いとのこと.しても費用は,ださないとのこと.
  2006年4月以前は 毎回 認められていた.もう国の政策は,噛み合わせの治療は,切り捨てです.
 治療ごとに,スプリントを利用してカチカチやパパパハのタッピングの安定を検査して調整が毎回必要である
 噛み合わせは 毎回違うので 微妙に 丁寧にスプリントを調整する必要があるが,採用されていない.
   (高度先進医療?)

3 噛み合わせの検査 保険では まだ 採用されていない.  
 (高度先進医療?)
  高い部位の歯を削る処置は,保険には一応あります.高いときのみです
   高いか低いか 歯の接触状態の 噛み合わせの検査は, 保険には 今までもないし未だ採用されずない. 
  * 歯の型を採っての模型検査  (高度先進医療?)
  *EMGバイオフィ-ドバックのシリコンチェックバイト検査
  *プレスケール 咬合圧検査
  *EMGバイオフィ-ドバックにおける咬合紙光透過接触検査 一番必要な検査 

4..接着を利用しての添加する修正治療/二次治療が 保険では,まだ採用になっていない.
  噛み合わせが まわりより 低く 足すとき
 穴が開くくらいの薄いスプリントを調整して安定したら
スプリントを外したらより不安定でかみ合わないことが結構ある.
 再発しにくくするため,外したときに症状が出やすい時は,より安定した状態の時の
 噛み合わせの状態を検査し,接触状態をより多くして 安定させるため,歯を削らずに接着剤でプラスチックを足す添加の治療/二次治療が多々必要である. 検査と治療が 未だない.大学教育が足りない.

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歯科医師側の 問題点  大学教育の問題点
噛み合わせのリハビリ専門医が 少ない


1.スプリントの調整が苦手である 
 噛み合わせが不安定で カム位置が落ち着かないと 何度か 調整に手間がかかる
 根気よく 丁寧に調整を繰り返さないといけない. 
 毎回 より安定するように ベターをねらって 根気よく調整します.大変疲れます.
 関節が変形して 緩くなってクセが強いと 時間がかかります. 時になかなか落ち着きがよくありません.

2.スプリントが 奥歯を厚く作る事が多いが,薄く作りたい.
3. 顎関節症の原因は,奥歯が低いからと思っている.
 奥が低い事もあるが,高くて不安定なことも多数ある.全体のバランスが良くないことが,圧倒的である.
 できるだけ薄く 穴が開くほどで 効果が出るか確かめます
 長く入れてられる装置が必要ですが,破折しやすくなります. 
 異物感を減らし,長く入れてアゴの安定感をと症状が軽減するかを 診ます 

4.噛み合わせの検査の前に 丁寧にスプリントを調整して,
  外した直後にどう接触しているか検査していない.大学教育が足りない.

5.顎関節症の症状は, 関節と関節雑音だけで,噛み合わせが不安定なための
首の痛み,頭痛,背中の痛み,自律神経失調症的な症状は,よく分からないので,無視している.本当は 研究しないといけないのに.大学教育が足りない.
 噛み合わせの検査が,一般的に普及していない 確立していない.

6. ストレス学説をとり,噛み合わせ否定論の教育を受けて,噛み合わせを調べようともしない歯科医師がいる.
 口腔外科やアメリカの一部の学説を信じている.

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多くの歯科医師は,ムシ歯の治療とその後冠をかぶせる治療,歯肉から出血する歯周病,,歯のないところに義歯とインプラント,歯並びを修正する歯列矯正を勉強し研修してきている.
多数の歯科医師は, 歯のあるときの 噛み合わせの検査とリハビリの研修を受けていない.
自分の歯がある時に,どのように接触し,どのように問題点があり,どのようにして修正すると楽にうまくいくかというリハビリ咬合の研修を受けていない.個人固有の正常咬合と呼んでいるが,間違っていると思う.
奥の歯が,しっかりと接触し,ガチンと中央で 毎回安定して接触して欲しい. 
一次治療としてのスプリントの調整のみで,低いところを足すという接着方法でのの添加での修正する二次治療がうまく研修されていない.
極小タッピングの時の中心窩接触咬合,リンガライズド・オクルージョンが,噛み合わせの基本になっていない.

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小生が 反対している
バイオプレート40万円 
テンプレート30万円という
 奥だけを高くした  高額な装置の治療となり.副作用がかなり出ている. 
広告は すごくしているなあ. かなり 宗教的である.

スプリントが 低くても 長く入れて よくかむと 症状は 軽減する事が多い.
スプリントや装置を高くすると,アゴが左右前後にぶれにくくなり,症状が一時的に軽減しやすい
スプリントを,低くしたままで,バランスが採ることは,アゴが左右前後にぶれやすく,安定しにくく 調整が面倒になる.顎の関節が変形して,クセが強く,いろいろとテクニックがいる.
高いと一時的に軽減することもあるが,その後の二次治療がしにくくなる.臼歯部の沈下が起こり,スペースが 副作用みたいに 広がる報告がある. 奥の歯にだけ覆っている装置で,全部の歯を覆っていないとき,そして 奥の歯だけが 高い装置に起こりやすい.

顎関節症(咬み合わせ不安定症候群)のリハビリとしての治療は,もう限界である
 2006年4月の 改訂は,ひどい改悪である.患者さんには,悲惨である.

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 咬み合わせの異常が主な原因と考えられる患者さんに,より安定する咬み合わせを段階的に作る咬み合わせのリハビリ治療を行います。「顎関節症の補綴学的治療」として 厚労省の高度先進医療に昭和62年3月に指定されたました.検査と治療行為が高度先進医療として扱われています.つまり今は 保険にはまだ採用しないが,のちのち採用すると言うことになっていました.顎関節症の専門医たちは,保険に採用されることを,毎回の保険改正時に,待っておりましたが,悲惨なことに,未だに健康保険の適応になっていません.いつになったら,保険に採用するのでしょうか.それどころか2006年の改正時には,切り捨てられ改悪になりました.かなりのショックです.悲惨です.やる気を無くした歯科医師が,多数いることと思います.顎関節症の保険での治療は,死んだ.咬み合わせの治療は,保険診療は,切り捨てられ,もう出来ないと,吐いて捨てるように言った歯科医師の先輩がいた.

第1段階  スプリント治療 ( 保険適応 / 一装置のみ ,月一回のみの調整 )
スプリントといわれるマウスピースに似たプラスチック製の取り外しのできる装置を口の中に装着して、顎の関節や筋肉に対する負担を軽くし、症状の改善を図ります。取り外しができる少し大きい装置です.発音障害と異物感は残念ながらあります. 
月一回の調整  二度目からは 調整しても保険の治療費は,算定できず認められないのです.診察と治療は,月一回のみになります.一初診の内 一個のみ製作可能です.患者さんが紛失したとき,保険外診療 医師が スプリントを もう一つ試してみることは 保険外診療.一個の装置だけしか算定できない.下でなくて上にも製作してみるとか, 上下2セット,または ミニ・スプリントなど もう一つ他の装置を工夫しても 算定できず保険請求は認められていません.

第2段階 (希望者のみ  保険適応外)  <接着性のダイレクト・スプリントやミニ・スプリント>
硬いプラスチックなどの材料でできた接着性のスプリントを歯に接着して咬み合わせの改善を図ります。このスプリントは、違和感が比較的小さく、食事中も含め24時間使用できるので、よい咬み合わせの状態が常に確保されて、症状の再発を抑えることができます。ただし時に,破損・摩耗時に脱離することもある.未だにこの治療は,保険適応にはなっていません.病名が,顎関節症,低位咬合,咬み合わせ不安定症などの病名では,治療できません.ここが安定してうまくできないと,次に進めません.
悲惨です.保険診療は,大学病院か厚労省の直轄の医療センター,国立病院へ.うまくしてくれる歯科医師がいれば,良いのですが.口腔外科専門医は,この手のリハビリ治療は,得意でない場合が多いです.

<第2段階治療の注意> 今までの筋肉のクセを減らすための第一段階のスプリントが,長く入れてられない人は,始めは,低い部位に少し足しただけでも,違和感が出ることがあります.今までの筋肉のクセが強いためです.すり減った靴から新しい靴に変えたような感じで慣れるのに少し時間が必要なときと似ています.多くは2~3日で慣れますが,痛みが出るときやどうしても違和感が強いときは,仕方ないので一次的に外します.治療回数が,多少かがってもゆっくりと低いところに少しずつ補整していきます. 慣れる2-3日は,唇は付けても,奥歯は食いしばらないようしてください.

第3段階 (希望者のみ 保険適応外) 接触点を改善し,硬い材質で強く接着させて製作する.
<第二段階がないため,適切に治療することは,限界です.健康保険の治療では,手を付けたくない.保険診療は,大学病院か厚労省の直轄の医療センター,国立病院へ>
金属の上の貼り付けたプラスチックは,接着しにくく,薄いと 破損しやすい.
接着性の硬いプラスチックでも 破損する場合破損しにくい安定した被せる冠に変えたりします.

 現実には 第一段階のスプリント治療でさえも,きちんと研修が大学教育の中で不足しています.
厚労省と日本歯科医師会は,歯科疾患は,直接は死に直結していないためか,ここ30年 医学が進歩しても 新技術の採用は 歯科だけ行われていません.
いままでは,保険診療に採用されていない治療も,採算を度外視して,ガン張ってきましたが,もう限界と嘆いています.
若い医師ほど,勉学しなくなり,保険に採用された治療のみの勉強になっています.
顎関節症(咬み合わせ不安定症候群)のリハビリ的な保険診療は,続けられない,「歯科の保険診療は もう死んだ,限界です,病院の歯科は,不採算でリストラされる」「理不尽な保険改正は,保険医をやめろというのか」専門医ほど,悲鳴を上げています.

 専門医は,保険で治療してあげたいのですが,保険だけでは治療できない状態に押し込まれました.
厚労省は,医療費がないと言って,その責任を医師と患者さんに押しつけている.大変 悲惨な実態です.保険医を歯科医師を辞めたくなりました.
安い費用で  研究し研鑽し勉強したことを 多くの患者さんに,社会に還元したい.診断し治療することにより,患者さんに,喜んでもらうことが,歯科医師の仕事なのに ,残念で,口惜しく思っています.

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顎関節症の噛み合わせからのリハビリ治療の 現在の問題点 2006年4月の改訂

保険制度の制限と限界  かみ合わせの治療は,保険で,切り捨てられた.

厚労省は,かみ合わせの治療は,必要ないと,大切ではないという意見ですか.
 
1. 噛み合わせの検査と調整と補整に必要な装置マウスピース(スプリント )が 一個だけしか認められていない.
 患者さんの状態により 小さいミニスプリントを 何回も作ることが 必要になる
  厚いと強度があるが,異物感が強く,入れてられない. 発音も考慮して薄く製作するが,時に破折してしまう. スプリント製作調整の費用  3割4600円 初診 一回のみ
  専門医でも 多数の患者さんに必要があって 製作しても,本当に必要かと言われたり圧力をかけられたりする.

2,スプリントの調整が 月一回しか認められなくなったこと 
3割660円 ( 2200_円)

2006年4月以前は 毎回 認められていた.もう国の政策は,噛み合わせの治療は,切り捨てですか.
治療ごとに,スプリントを利用してカチカチやパパパハのタッピングの安定を検査して調整が毎回必要である.噛み合わせは 毎回違うので 微妙に 丁寧にスプリントを調整する必要があるが,切り捨てられた.再診料のみです.これでは,できません.ゆるしてください.

3 噛み合わせの検査 保険では いまだに  採用されていない2021年.  
(高度先進医療?)
   * 歯の型を採っての模型検査  (高度先進医療?)
  *EMGバイオフィ-ドバックのシリコンチェックバイト検査
  *プレスケール 咬合圧検査
  *EMGバイオフィ-ドバックにおける咬合紙光透過接触検査 一番必要な検査
 歯の接触状態の 噛み合わせの検査は, 保険には 今までもないし未だ採用されずない. 
 高いか低いか 高い部位の歯を削る処置は,保険には一応あります.高いときのみです
低い部位は,まずは,接着性スプリントで,少しずつ,足してみることになります.

4.接着を利用しての添加する修正治療/二次治療が 保険では,まだ採用になっていない.(高度先進医療?)
  噛み合わせが まわりより 低く 足すとき
 穴が開くくらいの薄いスプリントを調整して安定したら
スプリントを外したらより不安定でかみ合わないことが結構ある.
 再発しにくくするため,外したときに症状が出やすい時は,より安定した状態の時の噛み合わせの状態を検査し,接触状態をより多くして 安定させるため,歯を削らずに接着剤でプラスチックを足す添加の治療/二次治療が多々必要である.
 検査と治療が 未だない.大学教育が足りない.

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バイオプレート40万円 テンプレート30万円という奥だけを高くした  高額な装置の治療となり.副作用がかなり出ている. 広告は すごくしています.スプリントが 低くても 長く入れて よくかむと 症状は 軽減する事が多い.
スプリントや装置を高くすると,アゴが左右前後にぶれにくくなり,症状が一時的に軽減しやすい
スプリントを,低くしたままで,バランスが採ることは,アゴが左右前後にぶれやすく,安定しにくく 調整が面倒になる.顎の関節が変形して,クセが強く,いろいろとテクニックがいる.
高いと一時的に軽減することもあるが,その後の二次治療がしにくくなる.臼歯部の沈下が起こり,スペースが 副作用みたいに 広がる報告がある. 奥の歯にだけ覆っている装置で,全部の歯を覆っていないとき,そして 奥の歯だけが 高い装置に起こりやすい.

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歯科医師側の 問題点  大学教育の問題点
噛み合わせのリハビリ専門医が 少ない
1.スプリントの調整が苦手である 
 噛み合わせが不安定で カム位置が落ち着かないと 何度か 調整に手間がかかる
 根気よく 丁寧に調整を繰り返さないといけない. 
 毎回 より安定するように ベターをねらって 根気よく調整します.大変疲れます.
 関節が変形して 緩くなってクセが強いと 時間がかかります. 時になかなか落ち着きがよくありません.

2. スプリントが 奥歯を厚く作る事が多いが,薄く作りたい.
 できるだけ薄く 穴が開くほどで 効果が出るか確かめます
 長く入れてられる装置が必要ですが,破折しやすくなります. 
 異物感を減らし,長く入れてアゴの安定感をと症状が軽減するかを 診ます
3. 顎関節症の原因は,奥歯が低いからと思っている.
 奥が低い事もあるが,高くて不安定なことも多数ある.全体のバランスが良くないことが,圧倒的である.
4.噛み合わせの検査の前に 丁寧にスプリントを調整して,安定したスプリントを外した直後に,どう接触しているか かみ合わせの検査を 重要視していない.

5.顎関節症の症状は, 関節と関節雑音だけで,噛み合わせが不安定なための
首の痛み,頭痛,背中の痛み,自律神経失調症的な症状は,よく分からないので,無視している.本当は 研究しないといけないのに.大学教育が足りない.
 噛み合わせの検査が,一般的に普及していない 確立していない.

6. ストレス学説をとり,噛み合わせ否定論の教育を受けて,噛み合わせを調べようともしない歯科医師がいる.
 口腔外科やアメリカの一部の学説を信じている.

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多くの歯科医師は,ムシ歯の治療とその後冠をかぶせる治療,歯肉から出血する歯周病,歯のないところに義歯とインプラント,歯並びを修正する歯列矯正を勉強し研修してきている.
多数の歯科医師は, 歯のあるときの 噛み合わせの検査とリハビリの研修を受けていない.
自分の歯がある時に,どのように接触し,どのように問題点があり,どのようにして修正すると楽にうまくいくかというリハビリ咬合の研修を受けていない.個人固有の正常咬合と呼んでいるが,間違っていると思う.
奥の歯が,しっかりと接触し,ガチンと中央で 毎回安定して接触して欲しい. 
一次治療としてのスプリントの調整のみで,低いところを足すという接着方法での添加での修正する二次治療がうまく研修されていない.
極小タッピングの時の中心窩接触咬合,リンガライズド・オクルージョンが,噛み合わせの基本になっていない.

宮城県保険医協会への原稿

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日本での顎関節症の噛み合わせからのリハビリ治療は、昭和61年に、厚生労働省の高度先進治療に指定されて、専門学会から治療のガイドラインが発表されていますが、今だにすべての治療の段階が健康保険に入っていません.第一段階のスプリント治療(マウスピースのような装置、3割負担5千円ぐらい)の製作ができ一個のみが保険診療できます.二個以上は、保険適応していません.また第二段階の接着性のプラスチックでのリハビリ的な補整治療は、現在のところ保険診療ができずに自由診療です.申し訳ありませんが、第二段階のダイレクト・スプリント治療を御希望の時は、患者さんの自己負担が数万円から20万円ぐらいかかることがあります.


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